産業図書の新刊
クローン、是か非か
マーサ・C・ナスバウム  キャス・R・サンスタイン/編
中村桂子 渡会圭子/訳

ヒト・クローンはつくってはいけないのか
クローンについて交わされた、生物学、倫理学、宗教、セクシャリティなど多方面からの現実的議論とファンタジー

クローンに対しては賛否両論がある。どちらにしても、いずれ技術の壁は破られるだろうという点では一致している。ヒト・クローンもすでに夢物語ではなくなっているのだ。しかしそれが現実になったとき何が起こるのか、そこで、クローンについてり議論は行き詰まってしまう。これまで人類が経験しなかった問題を考えるときには、想像力を大いにはたらかせなければならない。その意味で、本書の最後に有る小説と詩は、ひじょうに印象的である。
ニューヨークタイムズ・ブックレビュー(1998年9月6日号)

ISBN4−7828−0125−4 定価(本体価格2800円+税)

なぜ人間は有性生殖をするようになったのだろうか。ある種の動物は、自分をコピーして子孫を増やしているというのに。遺伝子をコピーして子孫をつくるクローニングがおこなわれるようになれば、この問いに対する答えが見つかるかもしれない。人間のクローンはすでに技術的には可能であるといえるだろう。
この最新生殖技術をさまざまな面から論じたエッセイコレクション
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