ノーム・チョムスキー −学問と政治−
チョムスキー
R.F.バースキー/著

チョムスキーは20世紀後半の知的世界においてきわめて重要な役割を果たしてきた。本書はこのチョムスキーについて総合的な理解を伝記的叙述によって試み、彼の活動の二つの重要な側面である言語思想と政治行動に共通する理念を明らかにするとともに、それを育んだ背景を描写している。全体は二部にわかれ、T部では、少年時代の家族環境や学校環境、彼の人生に深い影響を与えたゼリック・ハリスとの出会いなどについて触れ、ついでチョムスキーの考え方の源泉となった「フンポルトとデカルト的伝統」を明らかにする。U部では、主にチョムスキーの政治活動が描写される。ベトナム戦争との関係での活動、最近の知識人批判などが題材である。チョムスキー本人や関係者へのインタビューや往復書簡などが随所に使われ、その意味では「日本ではほとんど不可能な調査に基づく評伝 」(訳者)となってる。
(土屋 俊・土屋希和子/訳)
四六判 390頁  3200円+税
ISBN:4−7828−0119−X

「週間読書人1999年5月14日(金曜日)」より引用させて頂きました。
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